とんぼ返りの帰省

朝8時前、電話が鳴る。母からで、昨夜から腹痛で下血があり、救急車を呼んだとのこと。運よく、父への移植時や昨年に大腸検査も行った急性期医療センターが受け入れてくれて、大ごとではないとのこと。

来なくて大丈夫とのことだが気になるので、急ぎアレコレ動く。まずはほぼできている梅を外に干し、洗濯を回す。戻していたゼンマイの半分をナムルに、もう半分をニンジンとシイタケとで和風に炊く。炊ける間に簡単に台所掃除して、出来上がったのをタッパに移し、保冷材を敷いて急速冷凍。溜まっていたアイロンをかける。洗濯を干して、代わりに最後のひと干しをした梅干しを甕に戻してしまう。着替えて身支度して、9時半には家を出た。新高円寺の駅でスマートEX（もうこれに頼りっきり）にて新幹線を予約。

朝ごはんを食べてなかったので、笹八で爆弾おにぎりを買った。朝、ひとかじり味見した今年の梅（やぶれているのを選んだら大きくて、めっちゃすっぱくて食べきれず持参・笑）も一緒に。

13時半過ぎに病院に到着。母の友人夫妻も来てくれてて有難い。症状はわりと落ち着いたのことだが、今日は主治医がいなくて診断は明日になるとのこと。とりあえずは入院で安静みたい、絶食か・・・私だったら大変だわ。

＜6日・追記＞虚血性腸炎との診断でした。手術などは不要で、1週間から10日程度の入院にて投薬と安静で大丈夫とのこと。

入院に必要なものは大体自分で用意できてたが、こまごましたものを売店に買いに行ったりして。まあ、病院が一番安心なので、任せて帰ることにする。天王寺まであまりに暑かったのでタクシーに乗ったら、大阪の優しいおっちゃんという感じの運転手さんで、入院の話などをぺらぺらぺらとしゃべりまくった。ああ、私もカンペキに大阪のおばちゃんやわ。

天王寺の近鉄によって食料品売り場をのぞく。あれもこれも買って帰りたいが、この猛暑だしな・・・と、常温OKの西京漬けのもと（味噌）のみ買う。そういえばお昼も食べてなかったわ・・・と思い、新大阪で何かと思ったが、梅田でふと思いついて途中下車。そそくさと新梅田食堂街の松葉総本店へ向かった。ちょうど入口の角席が空いてて滑り込み、まずは瓶ビール。

青唐、牛くし、レンコン(揚げたて)、若鶏(揚げたて)、牛くし(アゲイン)、タコハイ、茄子(揚げたて)。間にキャベツをいっぱい。特に牛くしと若鶏が美味しくて。東京でも某チェーンがあるけど、具も揚げ方もソースも全然違うわ。母の急な入院にやっぱりびっくりしたのか、美味しさが身に染みた。

30分くらいで切り上げ、お会計は1800円くらい。新大阪へむかう。新幹線口から入ったところでショック！週末の夕方の551チルド店が長蛇の行列。少し余裕はみて予約したつもりだが、これでは乗り遅れてしまうなり。ま、また来るからええねん！！

2階のスーパー・パントリー（総菜はじめ置いているものがとてもよい）で買ってたチーズ揚げとワインをつまみながら東京に戻った。家に帰り、ジンソーダとぜんまいナムルでもう一杯やってから就寝。